やまけんの家づくりがわかる ⼤⼈気カタログをお届け
憧れの「ギア収納」のつくり方①失敗しない5つのポイント
こんにちは、やまけんです。
近年、キャンプ雑誌や住宅誌、SNSなどで目にする機会が増えた「ギア収納」や「ギア部屋」というワード。
アウトドアブームやDIY人気が一時的な流行から、暮らしに根付いたライフスタイル文化と進化していく中で、道具との向き合い方も変わってきました。
ここ数年、「単に道具や装備を片付ける場所」ではなく、「お気に入りの道具に囲まれて過ごし、メンテナンスもできる空間」をつくりたいというご相談が増えています。
特に湘南や鎌倉をはじめとする神奈川は、キャンプやBBQだけでなく、サーフィンなどのマリンスポーツを楽しむお施主さまが多く、エリア特有のギア事情も。
愛着のあるアウトドアギアやスポーツギアに合わせて、細かくカスタマイズしたギア収納を数多く施工しています。
そこで今回から2回にわたってギア収納を特集!
前編(今回)は「失敗しないギア収納計画5つのポイント」
後編(次回)は「スタイル別ギア収納【施工事例】4選」をご紹介します!
【失敗しない「ギア収納計画」5つのポイント】
●積み込みを考慮した動線・開口計画
泥がついたキャンプギアや濡れたサーフボードを家の中に持ち込まずサッとしまえる動線が理想です。玄関土間やガレージ隣接(大型ガレージなら併設も)、屋外から直接アクセスできる配置にすることで、準備や片付けのハードルが劇的に下がります。
大型の道具類やボードをスムーズに出し入れできるサイズの開口部も必須です。


●道具類に合わせた「可動棚」と「見せる収納」
道具類のサイズ変化に対応できるよう、メインの壁面収納は高さ調整が自由な可動棚が便利です。その他、「お手入れ用グッズや工具を整然とディスプレイしながら収納できるフック」、「フックの位置を自由に変えて小物を吊るせる有孔ボード(ペグボード)」、「アウターやバックパックを掛けたまま保管できるアイアンバーやハンガーラック」などを組み合わせて。サーフボードなどは専用ラックに飾ればそれ自体がインテリアに。
キャンプ道具や工具の重量もガンガンしまえる、頑丈な収納を用意するのもポイントです。

●メンテナンスしやすい水まわり・電源・作業台
道具類の手入れのしやすさを考えて、可能ならギア収納内や近くに水まわりの設置を。混合水栓のスロップシンクがあれば、深さのある流しで、お湯を使って泥や油のこびりつきをジャブジャブ洗えます。バッテリーの充電や工具の使用に使える電源もしっかり用意して。コンセントは数、配置に配慮しましょう。また、造作カウンターや折り畳みデスクがあると作業がはかどります。
●ギアを守る湿度管理と紫外線対策
テントやカビやすい革製品を守るため、除湿機や換気できる開口などで徹底した湿度管理を。 生地の劣化や色褪せを防ぐため、直射日光が当たらない環境づくりにも配慮しましょう。
●デザイン性を併せ持つ照明計画
大型の道具を両手で抱えて運び込む際に自動で点灯してくれる人感センサー付きライト、道具の手入れをするときに見やすい手元灯など、収納するギアや使い方に合わせて、収納をカスタマイズすることが大切です。
作業性を高めるだけでなく、ダクトレールやヴィンテージ風ペンダントライト、棚の下などに配置できるLEDストリップライトなど、隠れ家のような雰囲気を演出する照明計画にすれば、気分が上がります。オイルランプ風のLEDランタンをインテリアとして常設するスタイルも流行中です。

※オイルランプ風のLEDランタン(「VASTLAND」プレスリリース)
ギア収納は、住む人の持ち物や「遊びのスタイル」によって最適なカタチが異なります。
そこで次回はタイプの異なる4つのギア収納施工事例をご紹介!
次回もぜひご覧ください。
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