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神奈川県で使えるスマートエネルギー関連補助金を一挙紹介③一般市の制度編
こんにちは、やまけんです。
前回、前々回に続き、神奈川県内で利用できるスマートエネルギー関連の補助金や支援事業をご紹介します。
今回はシリーズ最終回、一般市編です。
補助金や支援事業の実施実績がある自治体は、年度ごとに継続して新規募集をかけているパターンが多く見られます。ブログをご覧になった時点で本年度の募集が終わっている場合も、新築やリフォームの際に改めてホームページをチェックしてみましょう。

①(前々回)▶神奈川県全域で利用できる制度(県が施行している制度)
②(前回)▶神奈川県内の政令指定都市・中核市で利用できる制度
③(今回)▶神奈川県内の一般市で利用できる制度(政令指定都市・中核市以外)
【一般市の補助制度(県補助金と併用可能)】
神奈川県内の各自治体で、県の補助金に上乗せして利用できる補助金・支援制度です。詳細は各自治体のホームページをご覧ください。
●小田原市「地球温暖化対策推進事業費補助金」
市内に自己所有の住宅を持つ方を対象に、蓄電池・燃料電池・EV・V2H・ZEHの導入を支援します。新築(注文住宅の基礎工事段階まで)・既存住宅への後付けどちらも対象です。
◻︎対象:小田原市内の自己所有住宅(リース機器は対象外)
◻︎対象設備:蓄電池、燃料電池(エネファーム)、電気自動車(EV)、V2H 、ZEHなど
◻︎補助額:蓄電池5万円、燃料電池(エネファーム)3万円、電気自動車(EV)5万円、V2H 5万円、ZEH10万円
◻︎申請期間:2027年1月31日まで受付。予算上限に達し次第締切(ZEHは令和8年度分終了)
◻︎ポイント:着工前の申請が必須。事業着手の2か月以上前に交付決定を受ける必要があります
●藤沢市「住宅用太陽光発電システム(自家消費型)等設置費補助金」
太陽光・蓄電池・HEMSの3点セット同時設置を条件に補助する制度。受付は先着順で、2026年7月時点で予算上限に達していますが追加内示枠での受付が継続中です。
◻︎対象:藤沢市内の住宅(自家消費率30%以上、FIT認定は取得不可 )
◻︎対象設備・補助額:下記表をご参照ください
◻︎申請期間:2027年2月1日まで受付(予定上限に達したため、環境省からの追加内示待ち。交付決定まで時間がかかる場合があります)
◻︎ポイント:国の補助金とは併用不可ですが、県の補助金とは併用可能です

※出典:藤沢市HP「住宅用太陽光発電システム(自家消費型)等設置費補助金」

※藤沢市HP「住宅用太陽光発電システム(自家消費型)等設置費補助金」を元に作成
●平塚市「太陽光発電設備導入補助金」
自宅に太陽光発電設備を導入する際の費用を一部補助する制度です。定置用蓄電池システムを同時に設置する場合は、補助金が上乗せされます。
◻︎対象:市内居住または居住予定の住宅に新品設備を設置する方(中古・リース不可)
◻︎対象設備・補助額:太陽光発電システム1kWあたり5万円(上限4kW分20万円)、定置型蓄電池を同時設置で5万円上乗せ
◻︎申請期間:2026年4月1日から予算上限に達するまで受付
◻︎ポイント:市のZEH補助金との併用は不可。容量(kW)の計算は、太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値とパワーコンディショナーの定格出力のいずれか低い方の数値(小数点以下切り捨て)が基準です。
●厚木市「住宅省エネ設備導入促進奨励金」
市内の自家居住用戸建てに太陽光発電や蓄電池などの省エネ設備を導入する個人を対象に、費用の一部を助成する制度です。
太陽光発電・蓄電池の基本奨励金に加え、自家消費や既存住宅への設置など条件に応じた加算がある点が特徴です。国の交付金を活用した時限措置の最終年度にあたります。
◻︎対象:厚木市内の住宅に設備を設置する個人
◻︎対象設備:太陽光発電設備、定置用リチウムイオン蓄電池(同時設置・大容量設置等で加算あり)、家庭用燃料電池、太陽熱利用システム(HEMS)
◻︎対象額:下記表をご参照ください
◻︎申請期間:2027年2月15日まで受付。予算上限に達し次第締切
◻︎ポイント:蓄電池は設置価格が1kWhあたり155,000円以下であることが条件。令和8年度で交付金の計画期間が終了するため、利用を検討している方はお早めに


※出典:厚木市HP「厚木市住宅省エネ設備導入促進奨励金」
●大和市「住宅用太陽光発電システム等設置費補助金」(FIT型)
住宅用太陽光発電システム・リチウムイオン蓄電池を市内のご自宅に設置する場合の補助です。売電前提のFIT認定必須型と、環境省交付金を活用した非FIT型、それぞれに対応した制度があります。
◻︎対象:市内に居住、または居住予定の個人
◻︎対象設備・補助額:太陽光発電システム1kWあたり1万円(上限4万円)、リチウムイオン蓄電池 上限3万円(太陽光との同時設置のみ対象。太陽光設置済みの住宅への後付けは対象外)
◻︎申請期間:2027年2月15日まで受付。予算上限に達し次第締切
◻︎ポイント:FIT認定の取得が必須です。県・国の補助金との併用が可能です

※出典:大和市HP「住宅用太陽光発電システム等設置費補助金」
●大和市「地域脱炭素移行・再エネ推進重点対策加速化事業補助金」(自家消費型)
発電した太陽光電力を自宅で「自家消費」したい方向けの制度です。環境省の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金(重点対策加速化事業)」を活用した制度で、FIT認定を受けないことが条件になります。自己所有だけでなく、0円ソーラー(リース・PPA)方式での導入も対象です。
◻︎対象:大和市内の住宅に太陽光発電設備と蓄電池をFIT認定なしで導入する個人(0円ソーラーの場合は設置事業者が申請者)
◻︎対象設備・補助額:太陽光発電設備「設置費用」または「出力kW×7万円」のいずれか低い方の額、家庭用蓄電池(5〜20kWh)補助対象経費の1/3(上限は1kWhあたり15.5万円の1/3)
◻︎申請期間:2027年1月29日まで受付。予算上限に達し次第締切
◻︎ポイント:太陽光と蓄電池(またはV2H。ただしV2H自体は補助対象外)の同時設置が必須です。発電した電力の自家消費率30%以上を維持する必要があり、未達の場合は返還を求められることがあります。県の補助金とは併用可能ですが、国の他の補助金とは併用できません

※出典:大和市HP「地球脱炭素移行・再エネ推進重点対策加速化事業補助金」
●鎌倉市「鎌倉市重点対策加速化事業費補助金」
前回の投稿でご紹介した横須賀市「重点対策加速化事業費補助金」と同じく、環境省の重点対策加速化事業費補助金を活用した制度。三浦半島4市1町(横須賀市・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町)の共同実施です。
◻︎対象:鎌倉市内の住宅または事業所を持つ個人・中小事業者
◻︎対象設備・補助額:太陽光発電設備7万円/kW(家庭用)、蓄電池 費用(税抜)の1/3(太陽光との同時設置が条件)
◻︎申請期間:各年度の1月15日まで受付。予算上限に達し次第締切(令和8年度は7月末時点で予算の約98%を消化)
◻︎ポイント:鎌倉市「住宅用再生可能エネルギー・省エネ機器等設置費補助金」(ZEH加算5万円あり)との併用はできません

※出典:鎌倉市HP「鎌倉市重点対策加速化事業費補助金」
●鎌倉市「住宅用再生可能エネルギー・省エネ機器等設置費補助金」
太陽光発電に限らず、HEMSや家庭用燃料電池(エネファーム)、蓄電池、電気自動車充給電設備、電気自動車の購入まで、幅広い設備・機器の中から1つ以上を選んで設置する場合に使えます。
◻︎対象:市内の住宅に補助対象設備を設置し、自ら所有・使用する個人
◻︎対象設備・補助額:住宅用太陽光発電システム 1kWあたり1万円(上限3万円)、HEMS機器 上限1万円、家庭用燃料電池システム(エネファーム)上限4万円、定置用リチウムイオン蓄電システム 上限4万円、電気自動車充給電設備 上限2万円、電気自動車の購入 別途設定(ZEHの場合は加算あり)
◻︎申請期間:2027年3月1日まで受付。予算上限に達し次第締切
◻︎ポイント:重点対策加速化事業費補助金との併用はできません(太陽光・蓄電池はどちらか一方の制度を選択)。補助対象設備は未使用品であることが条件です

※出典:鎌倉市HP「鎌倉市重点対策加速化事業費補助金 」
●三浦市「太陽光発電設備・蓄電池の導入補助金」
こちらも三浦半島4市1町共通の枠組みで実施されている「重点対策加速化事業費補助金」です。現在、令和8年度予算額を調整中のため、審査の結果、補助対象額の修正などにより、申請額が上下する可能性があります 。
◻︎対象:三浦市内の住宅または事業所に設備を設置する個人・中小事業者
◻︎対象設備・補助額:太陽光発電設備7万円/kW(家庭用)、蓄電池 費用(税抜)の1/3(太陽光との同時設置が条件)
◻︎申請期間:令和8年5月1日より受付中。予算上限に達し次第終了
◻︎ポイント:PPA・リース型(0円ソーラー)での導入も対象。7月末現在、予算を調整中

※出典:三浦市HP「太陽光発電設備・蓄電池の導入補助金について」
●逗子市「逗子市重点対策加速化事業費補助金」
こちらも三浦半島4市1町共通の枠組みで実施されている制度で、令和8年度は5月1日から受付を開始しています。7月末時点で令和8年度の予算が上限に達したため、一時的に申請受付を停止しています。
◻︎対象:逗子市内に太陽光発電設備を設置する個人・中小事業者
◻︎対象設備・補助額:太陽光発電設備7万円/kW、蓄電池 費用(税抜)の1/3(太陽光との同時設置が条件、蓄電池単独の設置は対象外)
◻︎申請期間:受付停止中で再開予定(再開時期は未定)
◻︎ポイント:逗子市には別途「カーボンニュートラル推進補助金」もありますが、こちらは太陽光・蓄電池が対象外。太陽光・蓄電池の補助金を希望する場合は重点対策加速化事業費補助金を選択してください

※出典:逗子市HP「逗子市重点対策加速化事業費補助金」
●逗子市「カーボンニュートラル推進補助金」
「ZEH導入費補助金」「再エネ・省エネ・蓄エネ機器導入費補助金」「電気自動車用充給電設備導入費補助金」「既存住宅断熱改修等省エネ対策費補助金」の4つの事業をまとめた総称です。
◻︎対象:逗子市内の住宅に該当設備を設置する個人(重点対策加速化事業費補助金との併用は不可)
◻︎対象設備:ZEH、家庭用燃料電池(エネファーム)・HEMSなどの再エネ・省エネ・蓄エネ機器、電気自動車用充給電設備(V2H等)、既存住宅の断熱改修(※太陽光発電・蓄電池は対象外)
◻︎補助額:事業ごとに設定(詳細は各事業の申請の手引きをご参照ください)
◻︎申請期間:予算上限に達し次第終了。(令和8年度予算は7月30日時点で予算の約86%を消化)
◻︎ポイント:国・県の補助金との併用は可能です。逗子市のネット・ゼロ・エネルギー・ハウス導入費補助金の交付を受けた方は、重複して本補助金を申請できません。令和7年度以降、太陽光発電・蓄電池はこの制度から外れ、上記の重点対策加速化事業費補助金に移行している点にご注意ください
※出典:逗子市HP「逗子市カーボンニュートラル推進補助金」
全3回にわたり、神奈川県内で新築・リフォーム時に使えるスマートエネルギー関連の補助金をご紹介してきました。
年度や予算の状況によって受付期間や金額が変わることも多いため、実際に申請する際は必ず各自治体の最新情報をご確認ください。
国、県、市町村それぞれの制度を申請時期も含めてチェックし、併用できるものは賢く利用しましょう♪
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