住宅のプロに聞く「後付けが難しい設備仕様」~(後編)新築時に配慮が必要なのは?~ | 山下建設株式会社の注文住宅
ブログ

BLOG

こんにちは、やまけんです。

前回に続いて「住宅のプロに聞く『後付けが難しい設備仕様』」をご紹介します。
後編は「②後付けには新築時に配慮が必要な設備仕様」について。
新築時に下準備や配慮をしておくかどうかで工期や工費が大きく変わるもの、建物の形状や間取りによって後付けを断念しなければならない可能性があるものなどをご紹介します。

「住宅のプロに聞く『後付けが難しい設備仕様』~(前編)新築時に付けるべきなのは?~」をお見逃しになった方は、こちら(https://www.howz-yamaken.co.jp/blog/20241015)をご覧ください。

【②後付けには新築時に配慮が必要な設備仕様】
●太陽光発電システム

太陽光発電自体は、比較的簡単に後付けが可能なシステム。
ただし屋根の面積によって、設置できるソーラーパネルの枚数が異なってきます。また屋根形状も重要。南向きで傾斜角度30度の屋根形状が最も効率的に発電できるとされています。
これらを踏まえ、新築時に太陽光発電システムを採用する際は、お客さまのご希望を加味しつつ、なるべく光を受け止めやすい屋根をデザインします。
搭載できる枚数が少ない、屋根の傾斜や方角が太陽光発電向きではないといった場合、せっかく後付けしても、工費に見合った発電が見込めません。
「後から太陽光を設置する」という場合は、その意思を住宅会社に伝えて屋根形状を決めましょう。

●ホームエレベーター
省スペースで設置できる商品も増え、リフォーム希望が増えているホームエレベーター。
いくら場所を取らないといっても、すべてのエレベーター設置階で、1階エレベーターと同じ場所にスペースを取る必要があるとなると、若干ハードルが上がります。場合によってはレイアウト変更が必要になることも。
みんなが利用しやすいホールや、介護される人の寝室内にエレベーターを後付けできるように、新築時から配慮しておくとスムーズです。

●バリアフリー階段
バリアフリー性に配慮した階段に付け替える場合、段差を低くしたり、踊り場を設けたりする分、面積が大きくなります。スペースが足りず、大幅なレイアウト変更になることも多いですよ。
また階段リフォームまではせず、階段昇降機や階段補助手すりを後付けするという場合も、機器設置のスペースが必要。機器の横を、介助者や普通に階段を上り下りする人が通れるだけの余地も残しておかなくてはなりません。
新築時はこれらを踏まえて、玄関位置や階段幅を検討すると良いでしょう。

●アプローチスロープ
アプローチにスロープを後付けする可能性がある場合、新築時からスロープ用の場所を空けておきましょう。車椅子で自走できるスロープを設置するなら、角度が急すぎず、なおかつ幅のある傾斜にすることが必須。これには思っている以上に、長さが必要です!
場所を確保できず、車椅子を押してもらわなければ登れない急坂になったり、花壇や水栓の位置を変えなければならなかったり…。後付け時のトラブルを回避するには、ぜひ事前の準備を。

他にもいろいろありますが、今回はひとまずここまで。
ご不明点やご質問があれば、何でもお問い合わせください。
「まずは相談だけ」という方も大歓迎です。

またお施主さま限定の公式LINEにご登録済みの方は、LINEから「今住んでいる家で、〇〇は後付けできる?」とお気軽にご相談を!
「すまいまもり部」が図面などお家のカルテを確認の上、回答させていただきます。

◇::☆::◇::☆::◇::☆::◇::☆::◇::☆::◇::☆::

≪創業81年≫
神奈川・湘南エリアの注文住宅は山下建設株式会社(やまけん)へ!

▼Instagramはこちら▼
https://www.instagram.com/howz_yamaken/?hl=ja

▼Facebookはこちら▼
https://www.facebook.com/howzyamaken2111/

◇::☆::◇::☆::◇::☆::◇::☆::◇::☆::◇::☆::