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初期費用無料の太陽光発電って？神奈川県が０円ソーラー事業を促進
こんにちは、やまけんです。
東京都では、今年の4月からいよいよ太陽光発電システム設置の義務化制度がスタートします。対象は「年間供給延床面積2万㎡以上の事業者が供給する新築住宅」で、屋根面積や日照条件によっては対象外となる場合もあります。まだ全住宅対象ではありませんが、再生可能エネルギーの導入を推し進める流れが加速しているのは確実。
やまけんの地元である神奈川県も、家庭における太陽光発電や蓄電池の導入促進に積極的な自治体です。
中でも設置費用無料で太陽光発電システムを導入できる「0円ソーラー」については、公式WEBサイトを開設。「0円ソーラー」プランの掲載も行っています。
【神奈川県公式「0円ソーラー」サイトとは？】
神奈川県では、県民がリーズナブルな価格で安心して太陽光発電設備を設置できる仕組みづくりを目的として「かながわソーラーバンクシステム」を運用。県内の登録事業者が実施する「0円ソーラー」プランを神奈川県公式「0円ソーラー」WEBサイトに掲載しています。サイトのリンク先から、プラン選択や資料請求、問い合わせも可能。
登録事業者には「かながわゼロ円ソーラー合同会社」「東京ガスリース株式会社」「東京電力エナジーパートナー株式会社」などがあります。
0円ソーラーの仕組みや設置の流れについても詳しく説明されているので、1度覗いてみては？
【０円ソーラーとは？】
事業者が初期費用を負担して設備を設置するため、初期費用をかけずに太陽光発電システムを導入できるサービスです。
0円ソーラー事業者は、「電力販売」や「リース料」で初期費用を回収。
「電力販売」方式の場合は、家庭で発電した電気のうち使用分を電気料金として事業者に支払います。この料金は一般的に、通常の電気料金より割安です。
「リース料」方式の場合は、設置機器のリース料金を事業者に支払います。
いずれの場合も契約期間(10年間程度が一般的)満了後は、設備が無償譲渡されます。
▲神奈川県0円ソーラー「0円ソーラーの仕組み 電力販売」より
~メリット~
●初期費用が不要で、手軽に太陽光発電を導入できます。
●一定の契約期間中は維持管理も事業者が行うため、メンテナンスの手間が不要です。
●契約期間中の売電料やリース料は、一般的に通常の電気料金より割安に設定されているため、光熱費を削減できます。
●再生可能エネルギーを活用することでCO2排出量を削減できます。
●地震や台風などで停電が起きた場合でも昼間の電気が確保でき、非常用電源として使えます。
●事業者が初期費用を回収後（10年程度）は設備が無償提供されます。
~デメリット~
●契約期間が長期になるため、引っ越しなどの際に制約が生じる場合があります。
●設置したシステムの変更や撤去をしたい際に、事業者の許可が必要な場合があります。
●電力会社に電気料金を払うのではなく、事業者に電気料金またはリース料金を支払うため、契約が複雑です。
ご自身のお宅には、通常の太陽光発電と0円ソーラーのどちらが向いているか、どの事業者のサービスを選ぶべきか、じっくり検討してくださいね♪
神奈川県公式「0円ソーラー」WEBサイトと連動している事業者以外にも、様々なメーカーやガス会社、電力会社などが0円ソーラー事業を展開しています。
またリクシルでは、ZEH住宅や断熱リフォーム住宅を対象に、太陽光発電システムを設備費実質0円で導入・設置できる「建て得」を展開。こちらは設置費用が別途必要ですが、住まいの性能や屋根面積に合わせてサービスタイプを選べるというメリットがあります。
ZEH住宅を含む省エネ向けの「建て得スマイル」、屋根が大きい新築ZEH住宅向けの「建て得バリュー」など選択肢が多彩。
標準仕様でもZEH水準を満たしているやまけんでは、「建て得」が人気です。
システムについてご不明な点や、事業者選びに迷った際は、お気軽にご相談ください。
次回は太陽光発電と合せて導入することで、より光熱費の節約を期待できる蓄電池についてご紹介。気になる補助金についても見ていきます。
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