やまけんの家づくりがわかる ⼤⼈気カタログをお届け
窓の断熱タイプと遮熱タイプの違い&選び方は?
こんにちは、やまけんです。
前回に続いて、窓に関する話題です。
皆さまは、窓の断熱タイプと遮熱タイプの違いがお分かりになりますでしょうか?
断熱性が高いLow-E複層ガラス・Low-Eトリプルガラスは、多くの場合、日射取得型の断熱タイプと日射遮蔽型の遮熱タイプが用意されていて、設置位置や気候などに合せて使い分けられるようになっています。
それぞれどんな特徴があるのか、違いや選び方を見ていきましょう。
まずはLow-E複層ガラスについて紹介します。
【Low-E複層ガラスとは?】
複層ガラスは、ガラスとガラスの間に中空層という空気層を設け、断熱性や防音性を高めています。中空層にガスを封入することでより断熱性を高めることが可能。またガラスの枚数は多いほど断熱性が向上し、複層ガラスよりトリプルガラスの方が高断熱です。
高断熱の複層ガラス、トリプルガラスは、ガラスの内側に熱の伝わりを抑えるLow-E膜がコーティングされています。
山下建設の標準仕様はアルゴンガス封入のLow-E複層ガラスです。

【断熱タイプと遮熱タイプの違いは?】
Low-E複層ガラスは、基本的に断熱タイプも遮熱タイプもどちらも高断熱です。
違いがあるのは日射熱取得率。
●日射熱取得率…窓などの開口部から室内に注ぎ込む、太陽日射の入りやすさの指標です。日射熱取得率が小さいほど遮熱性能が高く、日射熱の侵入を防ぐことができます。
日射取得型の断熱タイプはしっかり断熱しながらも日射熱を適度に取り込み、暖かさを外に逃がしにくい構造です。
これに対して、日射遮蔽型の遮熱タイプは日射熱取得率が低く、日射熱を遮って室内を涼しく保つことができます。

出典:住宅における外皮性能
【断熱タイプと遮熱タイプは、どう使い分ける?】
夏と冬では太陽の高度が違います。ほとんどの場所は断熱タイプの窓を選び、軒、庇、窓位置などを使って、高度の高い夏の太陽は防ぎ、低い位置から注ぐ冬の太陽は受け入れるように調整すれば良いでしょう。
過剰に遮熱タイプを選ぶと、冬の弱い日射もシャットアウトして、室内が寒くなります。
西日や直射日光が入りやすい場所など、特定の窓だけに遮熱タイプを選びましょう。
写真の事例は、西側に連続して設けたワイドサッシに遮熱タイプの窓を採用しています。

:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:
≪創業82年≫
神奈川・湘南エリアの注文住宅は山下建設株式会社(やまけん)へ!
▼Instagramはこちら▼
https://www.instagram.com/howz_yamaken/?hl=ja
▼Facebookはこちら▼
https://www.facebook.com/howzyamaken2111/
:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*: