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地震保険と地震補償保険(少額短期保険)はどう違う?単体で加入できるのは?
こんにちは、やまけんです。
日本に暮らす上で、地震への備えは欠かせません。
損害保険料率算出機構が2024年に行った調査によると、「火災保険」に加入している世帯のうち約70%の世帯が「地震保険」を付帯しているという結果が出ました。
「火災保険」と「地震保険」は必ずセットで加入する必要があり、「地震保険」単体で加入することができません。
一方、近年注目されている「地震補償保険」(少額短期保険)は、単独での加入が可能です。また、従来の「地震保険」とは、その仕組みや特徴、目的が大きく異なります。
「地震保険」と「地震補償保険」にはどのような違いがあるのでしょうか?
今回は、それぞれの特徴を比較し、活用法をご紹介します。

【地震保険と地震補償保険(少額短期保険)の違い】
地震保険と地震補償保険は、根本的な成り立ちが異なります。
●地震保険
国が運営に関わり、大きな災害時でも補償が破綻しないよう、地震による損害を広く補償する目的で設計された制度です。保険金額は火災保険で設定した保険金額の最大50%までと定められています。
●地震補償保険(少額短期保険)
単体で加入ができ、主に「生活再建費用」に特化した少額の補償を目的としています。補償額や保障内容は保険商品により、まちまちです。

【2種類の保険の上手な使い分けは?】
地震保険に上乗せして地震補償保険(少額短期保険)を併用することで、地震保険ではカバーしきれない「自己負担分」を補う活用法が一般的です。
ただし、「地震補償保険」(少額短期保険)は保険料控除の対象にならないため、家計の負担などを考慮して検討しましょう。
● 併用して「補償の穴」を埋める
地震保険の保険金額は最大でも火災保険の半額までと定められているため、多くの場合「自己負担分」が発生します。
ここに地震保険とは別枠の地震補償保険(少額短期保険)をプラスすることで、トータルの補償を手厚くすることが可能です。
地震補償保険(少額短期保険)は保険金額や補償内容が保険商品ごとに異なるので、必要に応じて選べます。
● 単体加入のメリットを活かす
地震保険は火災保険とのセットが必須ですが、地震補償保険(少額短期保険)は単体で加入できるため、火災保険に未加入の方でも地震に備えることができます。
また、火災保険・地震保険の補償額を増やせない方が、追加で補償を確保する手段としても有効です。
● 震災後直後の再建資金を確保する
地震保険の目的は地震による損害を広く補償することであり、その調査や損害認定に時間がかかる場合があります。
一方、生活再建に重きを置いた地震補償保険(少額短期保険)は、自治体の「り災証明書」の被害認定や、観測された震度に基づいて保険金が支払われる商品があるなど、比較的に損害認定が簡易。最短で数日~数週間で保険金を受け取れ、震災直後の緊急性の高い出費に充当しやすいというメリットがあります。
【地震補償保険(少額短期保険)の商品例】
保険金の上限や保険金支払いの条件が一律の地震保険と異なり、掛け金や、保険金の支払い条件、補償対象などが保険商品ごとに異なります。
自分にあった保険を選べるメリットがある一方、要件を見落とすと「そんなつもりじゃなかった」ということになりかねません。
加入前にしっかりチェックしましょう。
●SBIリスタ少額短期保険「地震補償保険Resta(リスタ)」
火災保険・地震保険の加入有無にかかわらず、単体で加入可能。「り災証明書」の被害認定に基づいて保険金が支払われます。準半壊・一部半壊は保険金支払いの対象外です。
●東京海上日動「地震に備えるEQuick保険」
お住まいの地域で観測された震度に応じて定額の保険金が支払われる震度連動型。事故の連絡や損害確認が不要で、比較的早く保険金を受け取ることが可能です。
公的制度である地震保険のメリットを享受しつつ、不足する自己負担分や震災直後の生活費を確保するため、地震補償保険(少額短期保険)を検討してみませんか?
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