こんにちは、やまけんです。
皆さまは、浮かせる収納をご存じですか?
マグネットやフックなどの収納アイテムを使って壁面収納することで、掃除をラクにして、見た目もスッキリさせる収納術です。
タワー(山崎実業)、無印良品、ニトリ、100均ショップなどから、続々と浮かせる収納グッズが発売されています。
皆が夢中になる魅力とは、何なのでしょうか?
【浮かせる収納のメリットは?】
①直置きしないので掃除がラク。棚などはサッとふき取りやすいのでほこりがたまりにくく、掃除機はいちいちモノを除けなくてOK。ロボット掃除機もスムーズに作動します。
②通常ならデッドスペースになる壁面や、クローゼットの扉裏が収納になります。
③モノを下に置かないため、洗面台やバスルームに水アカ・カビができるのを防止できます。
④かがまずにモノを取り出したり、しまったりできるので動作に無駄がありません。
⑤重ね置きでモノが散らかったり、探しづらくなったりするのを防げます。
⑥フロアの空白ができることで動線が確保しやすくなり、見た目もスッキリします。
グッズを活用するだけでも、もちろん便利ですが、オリジナル収納の造作やマグネット素材の施工が可能な注文住宅なら、浮かせる収納ありきの家づくりが可能!
様々な収納アイデアが広がります。
やまけんの施工事例から、いくつかご紹介させていただきましょう。
【注文住宅で“浮かせる” を極める】
●造作TVボード
造作収納の代表格はフロートTVボード。壁付けTVと組み合わせて、見た目にもスッキリ美しくデザインすることができます。
設置するAV機器に合わせて配線計画を立て、壁内やTVボード裏に配線を隠すこともできます。邪魔な配線が無いことで、掃除も手間取りません。
●玄関や和室のフロート収納
玄関クローゼットをフロートタイプにすることで、玄関スペースを広く開放的に見せることができます。和室と吊り押し入れの組み合わせも人気。収納下に下窓を設ければ、より開放的に明るくなります。
●マグネットクロスやマグネットボード
壁面にマグネットクロスやマグネットボードを設置することで、フックやマグネット収納を自由に着脱可能。クロスの下地にマグネット下地を設置するタイプなら、壁紙は好きな柄を自由に選べます。
●有孔ボード
壁に有孔ボードを取り付けてフックなどを設置する収納アイデアはDIYでも人気ですが、新築時であれば壁一面など大型のボードを設置することも可能。土間収納(シューズクローゼット)など、収納内に配置すると便利です。
●吊り棚
キッチンカウンター上、洗濯機上などのデッドスペースを有効活用する吊り棚。やまけんのお客様のお宅では、頭上の吊り棚にサーフボードをディスプレイするアイデアも!
●壁付けサーフボードラック・サイクルラック
ディスプレイと収納を兼ね、壁面にサーフボードや自転車のラックを設置。壁付けの場合は、しっかり下地を入れた方が安全でお家も傷みません。後付けもできますが新築時に施工しておくと手間がないですよ。
最近では住宅設備メーカーも浮かせる収納に力を入れ始めています。
次回は 多彩な収納アイテムが人気のtower(山崎実業)と 住宅設備メーカーがコラボした浮かせる収納をご紹介します。