本格和室もやまけんで!名栗が美しい真壁和室 | 山下建設株式会社の注文住宅
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こんにちは、やまけんです。

近年では、和室もモダンにデザインする住まいが増えています。リビングなどの洋室と続き間にする場合は、特にその傾向が強いですね。
そんな中、お施主様のこだわりを詰め込んだ本格的な和室を施工させていただいたので、ご紹介します。

柱や梁などを露出させた日本古来の工法「真壁」の和室です。

特長的なのは、床の間と、その横の地袋(下部の戸棚)の背後にある壁。
木材の表面を削り、凹凸模様を描いているのがお分かりになりますか?
古くから茶室や数寄屋建築などに取り入れられてきた名栗(なぐり)加工という仕上げです。
こちらで採用したのは亀甲柄。
他にも流水のような柄や、スプーンで削ったような柄など、様々な削り方があります。

柱と柱の間を水平につなぐ長押(なげし)や、壁と天井の境目の廻縁(まわりぶち)は杉です。

中でも天井は希少性の高い杉杢材を使用しています。複雑な木目は装飾性が高く、一枚板のテーブルなどインテリアにも用いられる仕上げ材です。

床の間は黒に近い濃茶の畳敷き。
よく見ると、縁に模様が描かれています。小紋や模様を染めた織物を用いる高麗縁(こうらいべり)は、寺社仏閣の座敷や茶室などで使用される格式の高い畳縁です。こちらのように、白地に黒で中紋を織り出したものは黒中紋と呼ばれます。

日本の伝統的な工法や工芸を継承しつつ、今の時代ならではの手法もさりげなく取り入れました。例えば、名栗加工の木目を際立たせるように、床の間には間接照明を仕込んでいます。また畳は、耐久性や撥水性に優れた和紙畳を採用しました。

マイホームに本格的な和室や茶室をご検討中の方は、ぜひ参考にしてくださいね♪

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