こんにちは。やまけんです。
まずは、こちらの施工事例をご覧ください!
表面の凹凸がくっきりとした無垢フローリングがとてもステキ。
このような木材の表面加工は、「名栗(なぐり)加工」と呼ばれ、古くから茶室や数寄屋建築の柱や板に取り入れられてきました。
加工方法は、スプーンで削ったようなスプーンカットや、大工道具の釿(ちょうな)で削ったようなチョウナなど、いろいろ。
こちらの事例は、波のような凹凸の加工が魅力のハンドスクレイプ。湘南に建てたお家にぴったりなデザインです。
新築でありながら長年使いこんだ古木のようなヴィンテージ感があり、光の加減で見え方が異なるのも魅力的。
無垢材の表情や木目の美しさ、裸足で歩いた時の心地よさをより一層感じられます。
デザインのポイントとして玄関ホールに採用されました。
玄関以外にも、和室の板間や床の間、アクセントウォール、階段の踏み板などに用いるのがオススメです。
一般の住宅において、なぐり加工は、あまり広く知られていません。
だからこそ、「普通とは違う、個性的な家にしたい」
「注文住宅ならではの、こだわりの意匠を取り入れたい」という方には打ってつけ。
私たちからご提案するだけでなく、「こんな風にしたいです」とInstagramやインテリア雑誌の写真を持ってきてくださるお客さまもいらっしゃいます。
板を張る際は隣り合う板同士の組み合わせを一枚ずつ確認して、大きな段差などができないように施工。
場合によっては、大工さんが少し削って、微調整をしているんですよ。信頼のおける職人さんだからこそ、お任せできる工程です!
ブログを読んで気になった方や、なぐり加工に対応している会社を探していたという方は、遠慮なくお問い合わせくださいね。