階段下を無くす視覚効果で空間をつなぐ! | 山下建設株式会社の注文住宅
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こんにちは、やまけんです。
前回、階段下活用例をご紹介したのに続き、もう少し階段のお話を。

やまけんの設計士は階段下の効率的な活用を心掛けると同時に、「階段下そのものが無いように見せる」ことを意識しています。

階段下を感じさせない装置として利用しているのがスケルトン階段
蹴込み板などが無い階段であれば、意匠としての存在感は主張しつつ、視界や光を遮る異物としての存在感は消して、空間や景色を自然につなげます。
階段を支える土台となる壁が無く、なおかつ上も下もシームレスにつながっているので、階段下が目に付きません。

たとえば、玄関正面に吹き抜け階段を設け、その奥に大きな窓を配置したパターン。
スケルトン階段越しに、窓の外まで視界が広がり、玄関スペースにゆとりと奥行きが生まれます。2階と窓外からの光が妨げられることなく入るので、明るさも確保。
陽光をスポットライトのように浴びた階段が印象的で、なおかつミニマルなデザインなので圧迫感がありません。
階段下はすっかり、存在感を消していますよね?

またLDKに設けた階段も、デザインのアクセントとして機能しつつ、広がりや開放感を邪魔しないように配慮。
通常なら階段下の壁で隠れてしまう窓の外の風景も、リビングと一体になっています。

こちらは中庭を挟んで接する玄関側からLDKを眺めても、階段が邪魔にならず、奥にあるリビングまで目が届きます。

「階段下そのものが無いように見せる」テクニックを使って空間をつなぎ、広く、明るく、開放的な住まいを描きませんか?

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