全館蓄熱床暖房・温水式床暖房・電気式床暖房の違いは?(後編) | 山下建設株式会社の注文住宅
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こんにちは、やまけんです。

前回投稿(https://www.howz-yamaken.co.jp/blog/20240109/)に続いて、温水式床暖房、電気式床暖房、全館蓄熱床暖房の違いを見ていきます。
後編では初期費用、ランニングコスト、無垢フローリングとの相性など項目別に徹底比較!
それぞれの床暖房のメリット、デメリットを把握して床暖房を選びましょう♪

~床暖房のメリット、デメリットを比較してみよう~

初期費用は?
初期費用が安いのは電気式床暖房。中でも電熱式は手軽に導入できます。これに対して温水式床暖房はイニシャルコストが高め。全館蓄熱床暖房については家全体を暖める性質から、設置範囲が広くなり、導入費用が上がります。
ただし昨今では省エネ性能が高い住宅ほど住宅取得補助金や税制が優遇される傾向にあり、ZEH住宅などに対応しにくい電気式床暖房は不利。
本年から新たに始まる「こどもエコすまい支援事業」や住宅ローン減税などの利用を検討している方は、温水式床暖房や全館蓄熱床暖房を選択した方がよいでしょう。補助金などもトータルで見て、初期費用を考えてくださいね!

省エネ性能やランニングコスト?
電気(ヒーター)式床暖房はランニングコストが高く、せっかく設置したのに電気代が高くつくのであまり使わないというご家庭も多いようです。これに対して温水式床暖房は、発電と給湯の機能を併せもつ家庭用熱量電池や、省エネな給湯器で作った温水を利用するためランニングコストを抑えられます。
全館蓄熱床暖房は、電気単価の安い深夜電力で蓄熱して昼間に放熱するため、電気代の大幅な節約につながります。

メンテナンス性は?
電気式床暖房の耐久年数は30年~50年、温水式床暖房の配管パイプは30年以上の耐久年数があるとされています。やまけんが採用している温水式床暖房の配管パイプは架橋ポリエチレンを使用しており、50年以上の耐久年数です。

床暖房で暖めるのに適した広さは?
居室に床暖房を設置し、主暖房として使用するには床面席の約7割をカバーすればよいと言われています。ランニングコストの高い電気式床暖房でLDKなど大空間の暖房をまかなうと光熱費がかさむため、部分的な使用にとどめるのがいいでしょう。広い部屋で主暖房として採用する場合は、温水式床暖房を選択するか、エアコンなど他の暖房と併用するのが一般的です。
全館蓄熱床暖房は家全体の床下へ敷設するため、玄関や水回りも含め、家全体を暖められます。

使用に適した時間は?
全館蓄熱床暖房は、コンクリートに蓄えられた熱が一日中ゆっくりと放熱され、弱熱で長時間、連続して家を暖めることができます。
電気式床暖房はランニングコストを考えると、長時間の連続利用は避け、補助的に使用するのがベターでしょう。温水式床暖房は長い時間利用しても比較的低コスト。ただし途中で暖房に使うお湯が切れた場合は、日中の高い電気代で沸かす必要があり、電気代がかさむので要注意です。

温度ムラは?
電熱式の電気式床暖房の場合は、電熱線の通っている場所と通っていない場所で温度ムラができやすいと言われています。温水式床暖房は、面状の発熱体を使用するため均一な暖房が可能。
全館蓄熱床暖房は、輻射熱による遠赤外線効果で家全体を暖めるため、家中の温度ムラを解消できます。水回りや玄関、2階もあったかいです。

無垢フローリングとの相性は?
昔は、床暖房にすると無垢フローリングは選べないと言われていましたが、現在では床暖房対応のフローリングも出ています。ただし選択の幅は限定されるので、樹種やデザインにこだわりたい方はご注意を。全館蓄熱床暖房については、床暖房対応以外の一般的な無垢フローリングも使用でき、選択肢が広がります。

その他ご不明な点は、何でもお気軽にご相談を。
また現在、公開中の【磯子モデルハウス】【鵜野森モデルハウスA】(https://www.howz-yamaken.co.jp/modelhouse/)にて、全館蓄熱床暖房をご体感いただけます。
ぜひ一度、ご来場ください。

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