こだわり収納アイデア①扉レスのクローゼット

こんにちは、やまけんです。

家づくりでこだわりたいポイントとして、多くのお客さまが真っ先に上げる収納計画。
不定期連載「こだわり収納アイデア」では、お客さまに人気の収納アイデアやトレンドの収納スタイル、こだわりの収納事例などをご紹介していきます。

初回のテーマは、扉レスのクローゼット。
近年SNSやインテリア雑誌などで、扉のないクローゼットやウォークインクローゼットを見る機会がどんどん増えていますね。なぜ需要が高まっているのでしょうか。

【なぜ今、扉レスのクローゼットが増えているの？】
●人目に付きにくい寝室などの収納は、隠すよりも使いやすさ優先したいという方に支持されています。
●扉を開け閉めする手間が無く、洗濯物で両手が塞がった状態でも無理なく服を収納できます。
●通気性が良く、湿気や臭いがこもりにくいため、衣服が傷むリスクを低減できます。
●扉の可動域が必要ないので、クローゼット内にデッドスペースが生まれません。
●クローゼット内を隅から隅まで一目で見渡せ、モノを見つけるのも、整理するのも簡単です。
●扉が無いので、冷暖房器具や季節用品などの大型用品の出し入れがスムーズです。
●収納建具が不要になるため、施工の手間や材料費の削減につながります。

続いて扉レスのクローゼット、ウォークインクローゼットの施工事例を見ていきます。
どんな場所にどんなデザイン、レイアウトで設置するのが人気なのでしょうか。

【扉レスクローゼット、ウォークインクローゼット施工事例】
●半壁で仕切ったウォークインクローゼット

扉を設けず、半壁で寝室と仕切ったウォークインクローゼットです。
フルオープンでは無いもののサイドも上部も空いているため、通気性は抜群。それでいてパートナーの目につかないよう、クローゼット内で着替えを済ませることもできます。
こちらの施工事例では半壁の前面にスイッチニッチを設置しました。ベッドで寝ながら鑑賞できる壁掛けテレビを設置するなどの利用法もあります。

●奥行きのある扉レスウォークインクローゼット

続いてこちらも寝室内の扉レスウォークインクローゼット。
壁でゆるやかに仕切りつつ、部屋との一体感も出すことで、寝室空間の奥行きや広がりが増しています。
クローゼット内には窓も設置。これによりクローゼット側からの採光と景色も取り込めます。

●子ども部屋の扉レスクローゼット
次に子ども部屋の扉レスクローゼットを2パターンご覧いただきます。
まだお片付けに慣れていない小さなお子さまは、ついついクローゼット内にモノを押し込みがち。扉レスであればご両親が収納を管理しやすく、アドバイスしながら自然にお片付け習慣を付けられます。
また最近ではリビング中心の生活が主流になり、小ぶりな子ども部屋が人気。部屋を広く見せる効果を狙って、扉を無くす例も多く見られます。

こちらの事例は間仕切りで2室に分けることもできる子ども部屋です。
グレーのアクセントクロスを貼った壁面に棚とハンガーパイプを設け、シンプルなクローゼットにしました。

同じく2室に仕切れる子ども部屋です。
造作デスクのすぐ横に扉レスクローゼットを設け、収納・デスク一体のシステム家具のような仕様にしました。クローゼット部分はカーテンを閉めることもできます。
扉が無いとホコリが気になるという方は、カーテンやロールスクリーンでカバーすると良いでしょう。

●2階ホールと一体のファミリークローゼット

2階ホールに設けたファミリークローゼットです。
朝は部屋を出て、洗面所やダイニングへ向かう動線上で身支度が完了。帰宅時には自室へ向かう手前でバッグや上着をしまえて無駄がありません。
扉を無いため間口が狭くても無理なくクローゼット内に入れ、両サイドの棚やボールから衣服を取り出すことができます。奥行きがあるため、省スペースにもかかわらず収納力たっぷりです。

扉レスなら、他のドアと干渉しやすい部屋の出入口付近や、変形地の不定形なスペースにもクローゼットを造作しやすいですよ。ぜひ収納アイデアの一つとしてご検討ください。

◇::☆::◇::☆::◇::☆::◇::☆::◇::☆::◇::☆::

≪創業81年≫
神奈川・湘南エリアの注文住宅は山下建設株式会社（やまけん）へ！

▼Instagramはこちら▼
https://www.instagram.com/howz_yamaken/?hl=ja

▼Facebookはこちら▼
https://www.facebook.com/howzyamaken2111/

◇::☆::◇::☆::◇::☆::◇::☆::◇::☆::◇::☆::