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V2Hで車が走る蓄電池に!今年度の補助金申請は9月末まで
こんにちは、やまけんです。
EV(電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッド車)の普及などに伴い、認知度が徐々に高まっているV2H。皆さまの中にもご検討中の方がいらっしゃるのでは?
行政の補助金、助成も拡大傾向です。
ただし国のV2H補助金については、申請期間がかなり短い!
今回は補助金の攻略法も含めてV2Hをご紹介します。

【V2Hとは?】
「Vehicle to Home(ビークル・トゥ・ホーム)」の略称で、直訳すると「車から家へ」。
EVやPHEVに蓄えられた電気を、家庭で使えるようにするシステムのことです。
V2Hが自動車のバッテリーと住宅の電気系統をつなぐ変換器の役割を果たすことで、EVやPHEVが「走る蓄電池」になります。
【なぜV2Hの注目度が高まっているの?】
●EV・PHEVの普及
EVやPHEVの普及により、そのバッテリーを利用するV2Hの需要も拡大しています。アウトドアが好きな方は、V2Hに加えてV2L(Vehicle to Load)にも対応している車種を選べば、さらに便利。車から家電などの電気製品に直接給電できるのでキャンプ場や避難所でも電力を使用できます。
●災害時の非常用電源として活躍
災害による停電が頻発している昨今。V2Hを導入すれば、停電が発生した場合でも電力を確保できます。EVのバッテリーは通常の家庭用蓄電池より容量が大きく、車種や電力使用状況にもよりますが、数日の電力をまかなうことも可能です。

出典:環境省「Let’s ゼロドラ!!」
●エコ&省エネで光熱費を節約
電気料金の高騰が続く中、電気代の削減効果が注目されています。V2Hと太陽光発電システムを連携すれば、昼間に発電した余剰電力をEVに蓄えて夜間に使用することが可能。またお得な夜間電力プランを利用して夜間にEVを充電し、電力の高い時間帯に家庭で使うこともできます。


出典:環境省「Let’s ゼロドラ!!」
●V2Hの小型化や価格の低下
高性能化やラインナップの増加が進み、採用しやすい小型・軽量モデルがトレンドに。パワーユニットと給電コネクターが別々のセパレートモデルも発売され、設置場所の自由度が広がっています。また設置工事費用を合わせると100~200万円とまだまだ高額なものの、当初よりは大きく価格が低下しています。
●補助金で初期費用低減
国や地方自治体による手厚い補助金制度や助成が、導入へのハードルを下げています。太陽光発電やEVとの同時導入を条件とする補助金も多く、これらの組み合わせを検討する消費者を後押し。
【国の補助金(CEV補助金)】
CEV補助金は「クリーンエネルギー自動車導入促進補助」の略称で、次世代自動車(EV、PHEV、FCV)や、V2Hをはじめとした充電設備の普及促進を支援する補助金制度です。
2025年度も引き続き実施されており、昨年度より補助額が増額されています。
ただしV2Hの補助金については申請期間が約2カ月と、かなりタイト。さらにEVまたはPHEVの車両をすでに保有しているか、発注済みであることが申請条件となっています。
申請したい年度には一般社団法人 次世代自動車振興センターのHPを早めにチェックし、条件を満たした上で、公布後すぐ申し込めるようにしましょう。
また新築時期と補助金の申請時期が合わないため、新築後に機器を導入したい場合は、住宅会社に相談して、設置場所などを検討しておくとスムーズです。
〇補助金額
●V2H機器本体の購入費用の1/2(上限50万円)
●工事費用(上限15万円)
●補助上限額: 最大65万円
〇申請期間
7月25日~9月30日(先着順で予算上限に達し次第終了)
〇主な条件
●V2H対応のEVまたはPHEVを所有していること。または、V2H機器の設置と同時にEV、PHEVを購入すること。
●一般社団法人次世代自動車振興センターが定める補助対象機器リストに掲載されている新品の機器であること。中古品やリユース品は対象外です。
●設置場所は申請者が所有、または使用権を有する個人宅であること。
【地方自治体の補助金】
国の補助金と併用できるケースが多く、導入費用をさらに抑えることができます。自治体によって補助額や条件は大きく異なるため、お住まいの地域の情報を確認することが重要です。現在、補助金制度のない地域でも、今後施行される可能性もあるので、導入前には一度チェックを。
〇例…東京都「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」
【民間のお得なプラン】
V2H機器の導入を促進するために、電力系の会社やメーカーが様々なプランを発表。太陽光発電とのセット割引や、初期導入費用を抑えるリースプランなどがあります。初期費用0円のリースプランも。
〇例…TEPCOホームテック「エネカリ」
新築やリフォームでV2Hを導入したい方は、お気軽にご相談ください。
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