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土地探しの基礎知識②地盤改良
こんにちは、やまけんです。
前回の「土地探しの基礎知識 地盤調査」に続き、地盤調査で軟弱地盤と判断された場合の「地盤改良」についてご紹介します。
地盤改良の種類や、心積もりしておきたい注意点などを順に見ていきましょう。
【地盤改良とは?】
地盤改良とは地盤が軟弱で、そのままの状態で基礎を構築すると地盤沈下・不同沈下などを起こす可能性が高い場合に行う工事です。地盤に人工的な改良を加えて強度を高め、安定性を保ちます。
【地盤改良・補強にはどんな種類がある?】
一般的な住宅で行われる地盤改良は主に3通りです。軟弱な地盤が比較的浅い場合に行われる「表層改良工事」。さらに軟弱地盤の範囲が深くなると、硬い地盤の位置まで杭を打ち込んで基礎を支える必要があります。このために行うのが「柱状改良工法」と「鋼管杭工法」です。
●表層改良工法
軟弱な地盤が2m程度の場合に可能な工事です。
建物を建てる地盤を掘り、粉状の改良材と土を攪拌(かくはん)することで地盤を強固にします。
●柱状改良工法
軟弱な地盤が2~8m程度で、表層改良工法で強度を出すのが難しい場合に行う工事です。粉状の改良材と土を攪拌(かくはん)することで柱状の補強体を築造して、地盤強化を図る工法です。自重の重いビルや集合住宅などで多く行われる工法です。
●鋼管杭工法
軟弱な地盤がさらに深い場合(軟弱地盤30m以内)に必要となる工事です。柱状改良工法のセメント系凝固剤の代わりに、鋼管杭を埋め込んで荷重を支持地盤に伝えます。
【地盤改良の注意点は?】
地盤改良の費用は工法によって大きく変わります。
表層改良工事→柱状改良工事→鋼管杭工法の順に費用が高くなり、鋼管杭工法は表層改良工法の2~3倍です。また地盤改良の施工面積は基礎の大きさによって異なるため、坪数の大きな建物はそれだけ工事費用が増加します。
地盤改良の保証期間は一般的に10年。不同沈下も補償対象です。液状化特約を付けることで、液状化現象の被害も補償対象となります。
あらかじめ地盤改良が必要なことが予測される場合は、予算を見込んでおく方が良いでしょう。
もちろん地盤調査をしてみないと正確なことは分かりませんが、近隣調査データを参照にして、ほぼ改良が必要と思われる土地については、やまけんでも事前にアドバイスさせていただいています。
土地探しの段階から、お手伝いすることもできますのでお気軽にご相談くださいね!
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