将来は二世帯住宅？お盆の帰省で住まいの話をしませんか

こんにちは、やまけんです。
最大で9連休にもなる今年のお盆休み！ご予定はお決まりですか？

帰省や旅行などで、普段離れて暮らしているご家族と久しぶりに顔を合わせるお盆期間中は、これからの家族の暮らしについて相談する絶好のタイミングです。
「将来、両親を呼び寄せようと思って部屋を用意したのに、不要になった」「子どもが地元に帰ってきてくれるつもりなら、早めにリフォームの相談をすればよかった」など、お互いの思いがすれ違い、後から後悔するのはよくある話。
この機会に、二世帯同居やリフォームのこと、土地譲渡のことなどについて、それぞれの考えや将来の計画を確認しませんか？

【二世帯同居に備えて話し合っておきたいポイント】
①いつ頃、どこで同居する？
お子さまの入学や進学に合わせて、良い土地が見つかったタイミングなど、だいたいの同居時期を話し合っておきましょう。
Uターンして現在ご両親がお住まいの家を建て替える、現在の勤務先の近くにご両親が転居するなど、どこで同居するか、すり合わせておくことも大切。ご祖父母や親類の土地を譲り受けたり、近くの土地を購入したりして、子世帯が実家の近くに引っ越すパターンもあるでしょう。
「いつ」「どこで」が決まれば、今すぐ同居(近居)しない場合も、あらかじめ土地探しや工務店探しを進めることが可能です。子育て支援の充実度や教育環境についてもしっかり下調べができます。
二世帯同居や近居、耐震リフォームなどについて、補助金が支給される自治体もあるので、上手に利用してくださいね♪

▽こちらの投稿もご参照ください
「神奈川県内の“親元近居・同居”住宅取得補助金を紹介！」

②二世帯住宅のタイプや予算は？
二世帯住宅には「完全分離型」「一部共有型」「完全同居型」の3タイプがあります。子世帯、親世帯どちらにとっても心地よい距離感で暮らせるよう、お互いの希望を共有しておきましょう。
どのタイプを選ぶかによって必要な土地の広さや予算が変わってきます。

●完全分離型
二世帯の玄関、LDK、水回り、プライベート空間などをすべて分離させた二世帯住宅です。
すぐ隣に暮らしながら、それぞれの家族のプライバシーや生活リズムを大切にできるのがメリットです。親世帯と子世帯の帰宅時間や起床・就寝時間が異なる場合も、気兼ねなく水回りやキッチンを使えます。同居の揉め事の火種となりやすい、家事を完全分離できるのも良い点でしょう。
ただし設備などをすべて2つずつ設置するため、ある程度の敷地が必要。建築コストも「一部共有型」「完全同居型」に比べると高くなります。

●一部共有型
住空間の一部を共有し、プライベート空間は完全に分けた二世帯住宅です。玄関だけ共有して他は別々にする、コミュニケーションを円滑にしたいので共有のリビングを設ける、家事のやり方にこだわりがあるのでキッチンを分けるなどパターンは様々。二家族の暮らし方や敷地の条件などに合わせて、共有部分と分離する部分を選択できるのがメリットです。
主に家事を担当する世帯にメインキッチン、もう一方の世帯にはミニキッチンを設置するのも有り。共有のバスルームとは別に、シャワールームを設け、状況に合わせて使い分けるのもいいでしょう。

●完全同居型
玄関・キッチン・水回りなどはすべて共有し、寝室や子ども部屋などのプライベート空間だけを分けた二世帯住宅です。比較的小さな土地でも無理なく建てることができ、建築費や住み始めてからの光熱費も押さえやすいのがポイント。コミュニケーションが取りやすく、家事分担もスムーズです。
一方でキッチンなどの設備の共有がストレスになることも。また二世帯の生活時間帯が大きく異なれば、生活音も気になりがちです。完全同居型でも快適に暮らせるかどうか、同居後の暮らしをイメージして決断してください。
山下建設のお客さまからご要望が多いのは、子世帯のお住まいに、両親が遊びに来た時や将来の同居に備えた和室をプラスするパターン。玄関や水回りから近い場所に和室があれば、もし介護が必要になった場合も動線がスムーズです。後から和室やホームエレベーターを増設しやすいように、玄関ホールを広く取っておくこともできます。