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レジリエンス住宅③～災害時に役立つ高効率給湯器～
こんにちは、やまけんです。
皆さま、以前ブログで取り上げた「レジリエンス住宅」を覚えていらっしゃいますか？
レジリエンス住宅とは災害から暮らしを守るために、防災性能を高めた住まいのこと！
以前掲載した
「レジリエンス住宅①～災害に備えて安心の住まいとは？～」
では、ライフライン・災害用備蓄・安全な避難の3つの観点から災害に備える住まいをご紹介。
「レジリエンス住宅②～T様邸が備えて安心の家として雑誌掲載～」
ではリクルート社『SUUMO 注文住宅 神奈川で建てる』にも掲載された、当社レジリエンス住宅施工事例をご覧いただきました。
今回はレジリエンス住宅シリーズ第3弾！
「レジリエンス住宅①～災害に備えて安心の住まいとは？～」でも簡単に取り上げた
「高効率給湯器のレジリエンス性能」(エコキュート、エコワン、エネファーム)について、詳しく紹介します。
「住宅省エネ2024キャンペーン」実施中の今なら、新築住宅でもリフォームでも「子育てエコホーム支援事業」や「給湯省エネ2024事業」を利用して高効率な給湯器をお得に採用可能！
省エネ性能の観点だけでなく、防災性能の観点からも導入を検討してみてはいかがですか？
エコキュート、エコワン、エネファームが災害時にできることを順に見ていきましょ♪
【ヒートポンプ給湯器(エコキュート)】
●エコキュートとは？
大気の熱をヒートポンプで圧縮して、少ない電力でお湯を沸かす電気給湯機です。貯湯タンクに蓄えられたお湯を必要なときに使える点や、割安な夜間電力や太陽光発電を利用するため経済的な点がメリットです。オール電化の家庭には非常に向いています。
●エコキュートで災害時にできることは？
・断水時は貯湯ユニット内のお湯(水)を生活用水として使用できます。
・機種によっては、停電時にも貯湯タンクが空になるまでお湯が使えます。
ただし集合住宅など、ポンプで給水を行っている場合は停電時の給湯が不可。また新たにタンクのお湯を沸かしたり、お風呂の追い炊きをしたりすることはできません。
・停電に備え、気象情報と連携して自動沸き上げを行う機能を備えた機種も。警報・注意報などが発令されるとタンク内が常にお湯で満水になるよう沸き上げを継続します。
【ハイブリット給湯器(エコワン)】
●エコワンとは？
ヒートポンプ給湯機とガス温水機器を組み合わせて、効率よくお湯を沸かす省エネ性の高い給湯器です。電気・ガス併用の住宅に向いています。
出典：給湯省エネ2024事業・対象機種の詳細/ハイブリット給湯器
●エコワンで災害時にできることは？
・断水時はタンク内のお湯(水)を生活用水として使用することができます。
・停電時にガスが供給されている場合は、車のシガーソケットや太陽光発電の自立運転機能を使ってお湯を供給可能な機種もあります。
【家庭用熱量電池(エネファーム)】
●エネファームとは？
都市ガス・LPガスを燃料として発電。発電時に出る熱を無駄なく利用して、給湯器の役割も果たします。自宅で電気とお湯を同時につくれる、高効率な創エネシステムです。
●エネファームで災害時にできることは？
・停電時発電継続機能付きの機種であれば、停電時も発電を継続して電気とお湯を供給できます。
→ネットワークで気象情報と連動し、停電リスク予測情報を受信すると、自動で稼働を継続する機種もあります(この機能を備えた該当機種は、給湯省エネ2024事業の補助額が加算されます)
・機種によってはガス供給が停止した場合も、内蔵する電気ヒーターを使用して毎日の入浴に使用できる量のお湯を沸かせます。
・断水時はタンク内のお湯を生活用水として使えます。ただし停電時に燃料電池発電ユニットが停電時継続発電を行っている場合はタンクのお湯を取り出せません。電気と生活用水のどちらを優先するか検討して、使用してください。
・停電時にハイブリッド蓄電システムとエネファームを連携できる機種もあります。
やまけんでもたくさんのお客さまが高効率給湯器を採用されています。
導入ご希望の方は、お気軽にご相談ください。
次回はレジリエンス住宅シリーズ第４弾「土地の災害リスクに合わせた間取り」をお届けします。
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